これだけ知ればあなたも風水マスターパート2

パート1で紹介した5つのエレメント。木火土金水のそれぞれのイメージはだいたいつかめましたか? 名は体を表すごとく、木・火・土・金・水という漢字そのものが実体を表していますね。
パート2では、木・火・土・金・水の5つのエレメントがお互いにどんな影響を及ぼしているのか、相性はいいのか、悪いのか。それが風水にどんな作用を及ぼしていくのかを説明していきます。
5つのエレメントの相互作用とは?

たとえばもしあなたが会社の人事だとしたら、AさんとBさんをチームにすると気が合って売り上げが倍増するけど、AさんとCさんをチームにすると気が合わないので、部署の雰囲気も悪くなり売り上げも下がるといった具合です。
そういった相性が悪い場合は、バッティングを避けた方が生産性が上がります。
それと全く同じで風水の5つのエレメントも組み合わせによっては、エネルギーが上がったり下がったりします。それぞれの特性と相性をうまく組み合わせて運気の上がる風水空間にデザインしていきましょう。
生産性の上がるサイクル

プロダクティブとは生産性、サイクルとは循環というイメージでしょうか。
昨今は某政治家がLGBTは生産性がないと発言し叩かれていましたが、欧米ではLGBTの方は名だたる企業の非常に優秀なポジションについており生産性は非常に高いです。国際性のない人材が政治家になれるということは、生産性どころか国力を下げるので即効退陣願いたいものです。
話はそれましたが、プロダクティブサイクルとは相性の良いエレメントの相互作用でさらなるエレメントを生産し続けるという、いわばドル箱のようなエネルギー発生サイクルといっても良いです。

木⇨火⇨土⇨金⇨水の5つのエレメントを表した図を見ながら、イメージしてみてください。円を描いている矢印の順にエレメントを生産しているという意味になります。まだ星の矢印の方は気にしないでください。
- 木を燃やすことで火が生まれます。
- 火すなわち太陽光は肥沃な土をサポートします。
- 土すなわち地中から金=鉱石が生まれます。
- 金すなわち鉱石から水が湧き出します。
- 水すなわち雨は木の成長を促進します。

といった具合にイメージを地球レベルにして想像してみてください。
風水の5つのエレメントは自然界の循環サイクルを表しているということです。どれかが一つ欠けても、自然は成り立たないことがわかりますか?
そして人間はその5つのエレメントの恩恵を受けている自然の一部だということです。
では次は逆に、生産性を下げる破壊のサイクルについて説明します。
破壊のサイクル

ディストラクティブサイクルとは破壊の循環という意味です。
まず破壊のサイクルだからといって、怖がらないでください。
説明する前に図を見ていただいた方がイメージが湧きやすいと思います。星の形に伸びている矢印の方が破壊のサイクルです。
図のまっすぐの矢印の先が相手を破壊する関係になります。ちょうど星の形になっていますね、不思議なことに。ではざっくりと説明します。
- 木は土の養分を吸い上げることで土を弱らせます。
- 土すなわち大地は水の流れをブロックします。
- 水は火を消します。
- 火は金属を溶かします。
- 金すなわち金属製のオノで木は切り倒されます。

こちらが破壊のサイクルになります。水と火は典型的な相手を破壊してしまう組み合わせになりますね。
要は、この相手をやっつけてしまう相性になるエレメントのバッティングを避けることが必要になります。
というふうに、生産性のある関係もあれば破壊してしまう関係もあるのですね。
日本のことわざに ”バカもはさみも使いよう” とあります。
風水で空間をデザインしていくときも、この生産性のあるサイクルと破壊のサイクルの生産性と破壊性をうまく組み合わせて、その家に住む人間にとってベストなエネルギーを引き出して強運を引き寄せる対策をしていきます。
この2つの関係が風水の基本になりますので、これだけ覚えておいても損はありません。さらに詳しくはパート3に続きます。
もっと5つのエレメントについて深く勉強したい方はオススメの本をご紹介しておきますね。
これだけ知ればあなたも風水マスターパート3
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